添え状を書くときの注意点 その1
履歴書の添え状には、どうして御社の求人に応募したのか、その理由もわかるような書き方をした方がよいでしょう。御社のどこに魅力を感じたのか、どういう部分で御社に自分が役立つのか、という志望動機をアピールする書き方をしたほうが、何も書かれていない添え状より人事担当者はずっと好印象を受けるに違いありません。
中にはよくある例文をそのまま使用している人も多くいます。
それでは自分が平凡であると相手に思われてしまう上、特に印象も残らず、その会社に勤めたいという熱意がまったく伝わりません。
もし営業成績、実績が数字で出せるのであれば、それら具体的な数字も書くべきでしょう。
そうしたほうが熱意、意欲が相手に伝わります。
ただし、ここで気をつけたいことは、添え状は履歴書を送る際の挨拶文ですので、あまり志望動機がずらずらと長くなると、逆に担当者が読んでくれない場合もあります。
要点を絞って、手短に簡潔に、わかりやすく書きましょう。
志望動機を書いても長すぎない量と言ったら、4から5行程度が限界でしょうか、それを目安に長くなり過ぎないよう注意して下さい。
添え状には頭語や、結語、そして時候の挨拶を使いますが
- 「拝啓」や「敬具」は特に考えることなく、そのまま定型文として使います。
- 「貴社ますますご盛栄・・・」と言った文章も、気にすることなく定型文として使用しても問題ないでしょう。
- 定型文を使いすぎては平凡になってしまうと心配する方もいるでしょうが、文頭、文末はこのような書き方でまったく問題ありません。